タイ航空、国際線ほぼ全便運休

 タイ国際航空は24日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大とそれにともなう入国制限を受け、25日から大規模な運休に踏み切ると発表した。

3月25日から、香港、台北、東京(成田、羽田)、大阪、名古屋、ソウル、プノンペン、ビエンチャン、ホーチミンシティ、ハノイ、ヤンゴン、シンガポール、ジャカルタ、デンパサール、昆明、厦門、成都、北京、上海、広州、カラチ、カトマンズ、ラホール、ダッカ、イスラマバード、コロンボ
3月27日から、ブリスベン、シドニー、メルボルン、パース
4月1日から、ロンドン、パリ、フランクフルトなど欧州路線のほとんどを運休する。

 タイ航空はすでに、仙台、札幌、福岡、マニラ、クアラルンプール、ローマ、ミラノ、ニューデリー、ムンバイなどの路線を運休している。

タイスマイル、国際線全便運休

 タイ国際航空傘下の格安航空会社タイスマイルエアウェイズは23日、国際線全便の運航を停止した。運休する期間は不明。国内線は運航を続ける。

入国者全員に非感染証明書提示を義務付け

 タイ民間航空局は18日、航空会社に対し、搭乗手続き時、日本を含む感染多発地域からタイに入国する者については以下の項目を確認するよう通達し、3 月21 日午前0 時からの適用とした。

 その後、19日夜、同局は、18日の通達を無効とし、規制の対象をタイに入国するすべての外国人にすると発表。規制レベルを強化した。この規制は3月22日午前0時(タイ時間)より適用される。

日本からのタイ渡航、陰性証明書と保険加入義務化

 タイ民間航空庁は18日、タイ保健省が指定する新型コロナウィルス感染症の危険地域、感染地域を過去14日間に訪れた渡航者がタイ行きの航空機に搭乗する際のガイドラインを発表した。21日から施行する。

 該当する渡航者はチェックイン時に、
▼新型コロナウイルス陰性であることを証明する健康証明書(搭乗時の72時間以内に発行されたもの)
▼タイで新型コロナウイルス感染症に罹患した場合に有効な医療費10万ドル以上を保障する医療保険の加入契約
を提出する必要がある。

 航空会社は乗客同士の間隔をできるだけ取り、乗客にマスクの着用など感染防止に必要な情報を伝える。客室乗務員と乗客の接触を減らすため機内サービスの削減を検討し、すべての客室乗務員がマスクを着用する。
 タイ保健省が新型コロナウィルス感染症の危険地域に指定しているのは韓国、中国(香港、マカオを含む)、イタリア、イラン、感染地域に指定しているのは日本の一部地域とフランス、スペイン、米国、スイス、ノルウェー、デンマーク、オランダ、スウェーデン、英国、ドイツ。

*日本の一部地域:北海道、東京、愛知、和歌山、神奈川、千葉、沖縄、京都、大阪(3月19日正午現在)